
皆さんこんにちは、ポンドパーソナルジムの三浦です!
「おしっ!久しぶりにちょっと柔軟でもしようかな…。いたたた…。ふぅッ。」(1週間ぶりのストレッチ)
こんな感じで、ストレッチを行ったり、しなかったりする日があったりしませんか?
実は柔軟性を伸ばすなら、できるならば毎日行って頂きたいのです。
今回は、ストレッチを毎日行う理由を知って頂くために「筋肉が伸び縮みする仕組み」から「筋肉の柔軟性が高まる仕組み」を学び、最後に「ストレッチの時間とタイミング」を知り、ストレッチを実践していきましょう。
目次
①脳からの指令で筋肉は縮むだけで、伸びることはない

実は、脳からの指令で筋肉自体は縮む事だけしか行えません。
(外部の力により、伸ばされることはあります。)
筋肉は表裏一体なので、表側が縮んでいる時は、裏側は伸びています。
そのためある部位を伸ばしているという事は、その反対側を縮めているという事です。
②柔軟性が高まるのは筋肉が伸びているのではなく、筋肉が新しく追加されて長くなる

柔軟性が高まるのは、実は筋肉が伸びているのではありません。
筋肉が追加されて距離長くなるのです。
詳しくは筋肉の1番細かい単位「サルコメア」というものが増えて、距離が伸びます。
今まで3個だったサルコメアが、
ストレッチで4個に増えて距離が伸びるというわけです。
③脳に「筋肉が切れる寸前まで毎日伸ばそうとする人」と認識させる
結論を言うと筋肉の柔軟性を伸ばすには、毎日ストレッチをした方が良いです。
先程②番で説明した通り、筋肉は伸びているのではなく、新しい筋肉が追加されて距離が長くなります。
ではどのように追加するのか?
それは”脳を騙す事”です。
ストレッチで痛くなる感覚というのは「千切れる手前でブレーキするため」の脳の信号です。
脳が「これ以上行くと危ないよ〜」と私たちに伝えてくれています。

そこで毎日「いた気持ちいい範囲」でストレッチしていると、脳が「なんかこの人、毎日危険信号を送ってるのに、やたらと筋肉がちぎれそうになる手前まで伸ばすな」と判断します。
そうすると脳は「このままではまずいっ(~_~;)」と思い、筋肉の1番細かい「サルコメア」というものを新しく1個追加し、距離を伸ばそうとするわけです。

なので「ストレッチは毎日行い、脳を騙してあげるために行う」と考えた方が良いです。
柔軟性を向上させるには2~3ヶ月の期間は必要なので、その期間脳を騙していきましょう。
④ストレッチの効果的な時間
筋肉をストレッチする時は、20~30秒は伸ばしていきましょう。
伸ばす範囲は「軽くいた気持ちいい!」となるところまでで大丈夫です。
それ以上伸ばすと怪我に繋がるといけないので、張り切り過ぎないように注意しましょう。
⑤タイミング
ストレッチのタイミングは以下の3つになります。
•トレーニング前のウォームアップ後にストレッチ
トレーニングの前に軽くバイクやウォーキングなどでウォームアップをして、軽くストレッチを行う。
※運動前は動的ストレッチが良いと言われているが、柔軟性に自信がない人は一般的な静的ストレッチから始めてみましょう。
•トレーニング後のクールダウン
トレーニング後は、筋肉温まり、疲労も蓄積しています。
筋肉の温度が上がっていると、伸び縮みもしやすくなっているのでトレーニング後にストレッチを入念に行っていきましょう。
•お風呂上がり
お風呂上がりの体温が上昇している時に筋肉を伸ばしていきましょう。
お風呂に入ると副交感神経が優位になり、心身がリラックスし、筋肉の緊張抑制効果が期待されています。
その状態でストレッチをすることで、効果を高めることができます!
以上「柔軟性を伸ばしたいなら、脳を騙せ!」でした。
どうでしょうか皆さん、柔軟したくなってきました?
やるなら気持ちがある今すぐやってみましょう!
ではまた~ノシ