身体の酸化、サビとは?
身体の酸化は、酸素を利用してエネルギーを作り出す過程で自然に起こるもので、この反応の中で「活性酸素」と呼ばれる物質が生成されます。
活性酸素は適量であればウイルスから体を守るために必要な役割も果たしますが、過剰に増えると、細胞や組織を傷つけ、老化や病気の原因となります。
りんごや金属なども人間の身体と同じで酸化するとりんごは茶色に変色したり、金属は錆びたりします。
続いて身体の酸化により何が起こるのかを見ていきましょう。
どうして酸化が問題なのか?
酸化が進むと、体内の細胞が傷つきやすくなり、次のような影響があります。
・老化の加速:肌のシミやシワなど、老化現象が進行しやすくなります。
・病気のリスク増加:酸化により、心血管疾患や動脈硬化、ガンなどの病気になるリスクが高まります。
・免疫力の低下:酸化ストレスが免疫細胞を損傷し、病気や感染症に対する抵抗力が低下します。
・慢性炎症の引き起こし:酸化により、体内で慢性的な炎症が発生しやすくなります。
・疲労感や回復力の低下:酸化ストレスがエネルギー生成を妨げ、疲労が溜まりやすく、回復も遅くなります。
活性酸素が増える原因
活性酸素は日常生活のさまざまな要因で増えます。
・紫外線や放射線、大気汚染:日光や放射線、大気汚染により、体内で活性酸素が生成されます。
・喫煙、アルコール:タバコに含まれる有害物質(ニコチン、タール、一酸化炭素)やアルコールの分解の際に活性酸素を発生させます。
・ストレス:精神的・身体的なストレスが体内で活性酸素を生成します。
・不健康な食生活:高脂肪や高糖質の食事は、酸化ストレスを増やす原因になります。
・激しい運動:過度な運動は酸素消費を増やし、その結果活性酸素が多く生成されます。
酸化を防ぐ方法
酸化を防ぐためには、体内の「抗酸化作用」を高めることが重要です。
抗酸化作用は、体内で発生した活性酸素を無害化し、酸化によるダメージを抑えてくれます。
抗酸化作用を持つ栄養素には、ビタミンAやビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール、カロテノイド(β-カロテン)などが含まれています。
これらの栄養素を多く含む食材を適量摂ることで、身体の酸化を防ぐことができます。
具体的には、野菜や果物、特にベリー類、緑黄色野菜、ナッツ類などがおすすめです。
まとめ
身体の酸化は、私たちが生きていく上で避けては通れないものです。
適切な生活習慣や食事によって酸化の影響を抑えることができます。
酸化を防ぐためには、抗酸化作用のある栄養素を摂取し、バランスの取れた生活を心がけましょう。
だけども酒とタバコは辞めれないよ!と言う方は抗酸化作用の高い食材を取るようにしてみると体内の健康は良くなっていく可能性があります。
個人的に毎日食べやすい「ヨーグルトに冷凍ブルーベリー」を入れて食べるのがお勧めです。(※好みで少量はちみつを入れてみても大丈夫です。)
適切な対策で健康を維持していきましょう!
それではまた~( ・∀・)ノシ