本記事では、プロテインパウダーの適切な保存方法についてお伝えします。
プロテインの保存方法を誤ると品質が劣化する可能性があります。
適切な保存方法とプロテインの保存に関する基本的な知識を見ていきましょう。
目次
プロテインの保存方法は大きく分けて2つ
①冷蔵庫内に保存する
②日光や高温多湿の場所を避けて保存する
②の場所の室温は変化したり、高温になりやすい部屋だとプロテインが悪くなる可能性があるため、気になる方は①の冷蔵庫内に保存をお勧めします。
続いてはプロテインの保存方法の詳細について見ていきましょう。
1. プロテインの保存場所の重要性
プロテインパウダーは、湿気や直射日光を避ける場所で保存する事を推奨されれています。理想的な保存場所は以下の通りです。
- 冷暗所 or 冷蔵庫: 冷蔵庫のように温度と湿度が一定で、直射日光が当たらない場所を選びましょう。
※一般的な冷蔵室だと湿度は10~20%であることが多い - 密閉容器: 開封後は、元のパッケージではなく、密閉できる容器に移し替えることをおすすめします。これにより、湿気や空気の侵入を防ぎます。
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2. 湿気対策
湿気が多い環境では、カビやダマ、ダニが発生する可能性がありますので、乾燥剤をれて対策をしてみると良いでしょう。
- シリカゲル: 保存容器にシリカゲル(乾燥剤)を入れることで、湿気を吸収し、プロテインの品質を保つことができます。
3. 冷蔵保存
一般的にはプロテインパウダーは常温で保存できますが、特に高温多湿の環境では冷蔵保存を検討すると良いです。
※ただし、冷蔵庫から出す際には結露に注意が必要です。一度冷蔵庫で保存したら常温の室内に戻さないようにしてください。
冷蔵庫から常温保存に戻すことで袋の中に結露が発生してパウダーが吸湿してしまう可能性があるので、必要な分を取り出したらなるべく早く冷蔵庫に戻すか、冷蔵庫から出さないようにしましょう。
冷蔵保存にはダニの繁殖対策にも
ダニが好む条件
・温度が25~30℃、湿度が60~80%の場所であること(高温多湿な場所)
・暗くて風通しが悪い場所(日光がなく、湿度が高い)
・エサが豊富にあること(栄養源)
ダニが嫌いな条件
・低湿度(湿度50%以下)
・低温(20℃以下)
・日光があり風通しが良い場所
一般的な冷蔵庫内であれば、冷蔵室の温度は、2~6℃あたり。
湿度については、メーカーや機種にもよりますが、一般的な冷蔵室だと10~20%であることが多いです。
冷蔵庫内はダニが嫌う低湿度、低温が維持さているので、プロテインの保存場所には適しています。
※しかし上記で述べたように冷蔵庫から常温の部屋に出して保存場所を変える事は避けましょう。
結露が発生して、パウダーが吸湿して塊になりダマになったり、カビの発生になる可能性があります。
そのため使用後はすぐに冷蔵庫に戻して保存しましょう。
冷蔵庫内の保存によって吸収率は変わらないの?
吸収率は特には変わらないと思って頂いて大丈夫です。
タンパク質が変性するのは基本的に熱によるものです。
それとこちらの動画では、室温がそこまで高くならないのであれば、冷蔵庫に入れる必要はないとのことでした。
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知らないうちにやってない?【プロテインの保存方法で吸収率が激変!? 】サプリメント開発の国内第一人者に真相を聞いてみた。
注意点を守れば結局どっちでもよいので、自分に合った方法を
袋の場合
袋の場合では、高温多湿な場所を避け、空気を抜いてしっかり密封していれば問題はないです。
密封できているか不安な方は、密閉容器にプロテインを移すことをお勧め致します。
冷蔵保存の場合
冷蔵保存の場合は密閉容器に入れて、冷蔵庫から出したりする場合に結露が発生するため、すぐに戻したり、乾燥剤を入れるようにしましょう。
まとめ
プロテインパウダーの適切な保存方法を実践することで、品質を保つことが可能です。
室温が高くなる部屋であれば、湿度や温度が一定に保たれている冷蔵庫内に密閉容器で保存することがいいかなと思いました。
反対に室温がそこまで高くならない部屋であれば、袋を空気を抜いてしっかり密閉するか、密閉容器に移し替えて保存するようにしてみるといいと思われます。
ちなみに私は袋の空気を抜いて密閉する派です。
自分に合った方法を選択してみてください。
また、賞味期限など写真に撮ってしっかり把握しておきましょう!
ではまた~( ^^)/~~