ダイエットを成功させるためには、食事や運動の管理が重要ですが、その中でも「基礎代謝以上、総消費カロリー未満」という原則に従う事は特に重要です。本記事では、健康的に痩せるダイエットの原則としてのやり方を解説致します。
基礎代謝とは?
基礎代謝とは、安静にしている状態で消費されるエネルギーのことを指します。これは、心臓の鼓動、呼吸、体温の維持など、生命維持に必要な基本的な機能を行うために必要なカロリーです。
簡単に言うと1日中ゴロゴロして何にもしなくても消費するカロリーです。
摂取カロリーが基礎代謝以下になると人間は生きるために代謝を落とし低燃費モードになります。
低燃費モードになれば、脂肪は燃えにくい状態になり停滞が来ます。
基礎代謝について詳しくはこちらのブログをお読みください。
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ダイエットにおいて重要な「基礎代謝、活動代謝、DIT、総エネルギー消費カロリー」
総消費カロリーとは?
総消費カロリーは、基礎代謝に加え、日常生活や運動によって消費されるカロリー、食事の際に消費するカロリーを含みます。
基礎代謝と日常活動、食事時の熱産生による消費を合わせた総消費カロリーを把握することが重要です。
もちろん1日の総消費カロリーを上回るカロリーを摂取したら太ります。
ダイエットの基本原則
ダイエットを成功させるためには、以下の2つのポイントを押さえる必要があります。
①基礎代謝以上のカロリー摂取: 基礎代謝を下回るカロリー摂取は、体がエネルギー不足に陥り、代謝が低下したり、筋肉量を落とす可能性があります。これにより、体重が減少しにくくなるため、基礎代謝以上のカロリーを摂取することが重要です。
②総消費カロリー未満のカロリー摂取: 総消費カロリーを上回るカロリーを摂取すると、余分なエネルギーが体脂肪として蓄積され、体重が増加します。したがって、総消費カロリー未満のカロリー摂取を心がけることが必要です。
つまりダイエットでは①と②の間のカロリー、基礎代謝以上であり、総消費カロリー未満の中間であるカロリーを狙うべきなのです。
今回はそのカロリーを「中間ダイエットカロリー」と名付けます。
中間ダイエットカロリーを知るための具体的な方法
①カロリー計算
ダイエットを行う際には、現在の自分の基礎代謝と総消費カロリーを計算することから始めましょう。これにより、どのくらいのカロリーを摂取すればよいかが明確になります。
カロリー計算はこちらのページから
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カロリー計算ツールページはこちら
②食事管理
カロリー計算を基に、「タンパク質、脂質、炭水化物」の栄養バランスを考えた食事を心がけましょう。特に、たんぱく質を意識的に摂取することで、筋肉量を維持しながらダイエットを進めることができます。(ビタミン、ミネラルも忘れずに)
③運動を取り入れる
運動を取り入れることで、総消費カロリーを増やすことができます。有酸素運動や筋力トレーニングを組み合わせることで、効率的にカロリーを消費し、効率よく脂肪を燃焼する事ができます。
まとめ
「基礎代謝以上、総消費カロリー未満」という原則は、ダイエットを成功させるための基本的な考え方です。
まずは自分の基礎代謝と総消費カロリーを理解し、中間ダイエットカロリーの間でのカロリー摂取を行うことで、健康的に体重を管理することができます。
ダイエットや身体づくりは短期間で結果を求めるものではなく、長期的な視点で取り組むことが自身に負担もかけず健康的に良い身体づくりです。
短期的なダイエットは、体重のふり幅も大きくリバウンドしやすく、急激な変化のため身体の負担も大きいです。
長期的なダイエットは、安定していて、徐々に体重が落ちていき、なだらかな変化のため身体の負担も小さいです。
自分自身への長期投資だと思って、身体を作っていきましょう!
ではまた~ノシ