本記事では、「めんどくさくて動きたくない」という気持ちを解消し、継続力を高めるための「ウィルパワー」を温存し味方に付ける方法についてお伝えします。
継続できなくて「また今日も継続できなかった…。」と落ち込んでしまう方は、落ち込む必要はありません。
なぜなら人間は、継続できないのが普通のことなのです。
人間とは本能に忠実で、本来「嫌なことはやりたくない」のです。「やらなきゃ行けないからやる」のです。
今回はそんな「めんどくさくて動きたくない」を解消するための具体的なテクニックを紹介し、行動を促進するための実践的なアプローチを紹介します。
目次
ウィルパワーとは?
ウィルパワーとは、「自分の意志を持って選択して決定する力」のことを指します。
目標を達成するためには、このウィルパワーを効果的に活用することが重要です。
しかし、このウィルパワーは無限ではなく有限であり、使いすぎると疲れてしまうことがあります。
したがって、賢く使うことが求められます。
スティーブ ・ジョブズが毎日同じ服を着ていたのは、この「ウィルパワー」を極力使わずに仕事に集中するためなのです。
あと風呂にも入らなかったとか…?そこは少しウィルパワーを使って欲しかった所ですね。
続いてこのウィルパワーを温存して、自動的に行動できるようにするための3つの方法をお伝えします。
自動的に行動できるようにするための3つの方法
①行動の予定を立てて、選択肢を無くす
「行動の予定を作る」ことで、行動を習慣化することができます。
行動の予定を作るとは、ウォーキングを例とすると「靴を履く」、「外に出る」、「目的地を決めて歩く」などの細分化した予定を先に立てて実行し迷う事を無くすことです。
行動を細分化して予定を立てる事で決まった時間に運動をする、特定の時間に仕事を始めるなど、ルーティンを持つことで、ウィルパワーを使わずに自動的に行動できるようになります。
習慣化は、継続力を高めるための重要な手段です。
行動の予定がないと「今日は運動しようかな?」「今日何しようかな?」と迷ってしまいます。
この迷っている事が「ウィルパワー」を消費して、「めんどくさいからやーめた!」となってしまうのです。
そのためまずは予定を立てて行動し、考えないようにするという事がカギです。
②行動後のポジティブな自己対話を行う
自分自身に対する言葉がけは、ウィルパワーを高めてくれます。
ネガティブな自己対話は行動を妨げる原因となりますので、行動後にはポジティブな言葉を使うよう心がけましょう。
「自分はできる」「少しずつ進めばいい」「予定を立てた行動を30%達成できた!」といった前向きな言葉が、ウィルパワーを高める助けになります。
③小さな目標を設定し、ハードルを下げる
大きな目標を持つことは素晴らしいですが、時には大きな目標と現在の自分が遠すぎて辛くなり、行動を妨げることがあります。そこで、小さな目標を設定することが効果的です。
例えば、「今日は10分だけ運動する」、「とりあえずジムに行く!」なんなら「外に出るために靴を履く!」といった具体的で達成可能な小さい目標を立てることで、ウィルパワーを消耗せずに行動を開始できます。
そのため、まずは自分ができそうな範囲の目標を設定して実行してみる事が大事です。
形から入ることは、自動的に動く第一歩!
形から入る方に朗報です。形から入ることは行動力を上げるためにかなり有効です。
行動を促進するためには、環境を整えることが重要です。例えば、運動をするためのスペースを確保したり、器具やマットを買ったり、仕事に集中できる静かな場所を選んだりすることで、自然と行動に移りやすくなります。
環境を整えることで、「ウィルパワー」を使わずに行動を促すことができます。
そのため形から入る事は行動するために大事なことなのです。
まとめ
「めんどくさくて動きたくない」という気持ちは、人間として当然です。
月額制のフィットネスクラブ例にすると
1年間トレーニングを継続できている人の割合は、 4%以下 と言われています。つまり96%は継続できなくて当たり前という事です。
しかし、ウィルパワーを効果的に温存することで、行動を促進し、継続力を高め、集中すべきところで集中できるようになります。
①行動の予定を立てる、②行動後のポジティブな自己対話、③小さな目標設定、これらの方法を試してみることで、あなたのウィルパワーを温存する事で、自動的に動く事ができる生活になるようになっていきます。
予定を立てた行動が100%実行できなくても良いのです。まずは10%~30%達成できた事を誉めてあげましょう。
以前予定を立てていなかった自分が、予定を立てたこと事態がプラスの方向に進んでいるのです。
そのためウォーキングを習慣にしたいけど、なかなかできない方は「靴を履く!」という行動から行ってみると良いと思います。
あとはワンちゃんを買って一緒に外に出る外部的な理由を作ることも有効だと思います!
ではまた~ノシ