皆さんこんにちは!
ポンドパーソナルジムの三浦です。( ^o^)/
本日は初心に戻り、「筋肉が伸びて、縮むメカニズム」と「筋の収縮の種類」について触れていきます。
私たち人間は立っている時、歩くとき、荷物を運ぶ時、走る時などには必ず筋肉は伸びたり、縮んだり(収縮)を繰り返しています。
実はこの収縮は大きく分けて3つ種類があるので、今回はその3種類の収縮様態について説明してきます。
筋肉の収縮メカニズム
筋肉が収縮するメカニズムとして、まず筋肉は「腱>筋腹>筋外膜>筋繊維束>筋周膜>筋内膜>筋繊維>筋形質膜>筋形質>筋原繊維>アクチン・ミオシン」の順番で構成されています。(筋肉の1番外側にあるのが腱や筋腹、1番内側にあるのがアクチン・ミオシン。)
この1番内部にあるアクチン(細い)とミオシン(太い)が筋活動により、お互いに滑る事で幅が狭まります。
これが筋肉の収縮です。
次に収縮の種類について見ていきましょう。
筋肉の収縮の種類
筋肉の収縮の種類には大きく分けて3種類あります。
(本当は5種類だがややこしくなるため、今回は割愛。)
①コンセントリック収縮(求心性)
筋肉が力を発揮しながら短縮する(縮む)ことをコンセントリック収縮
例 アームカールで腕を曲げる時
②アイソメトリック収縮
筋肉の長さが変わらずに筋肉の力発揮を行う事をアイソメトリック収縮という。
③エキセントリック(伸張性)
筋肉が力を発揮しながら、強制的にor負荷に対してブレーキをかけながら筋肉を伸ばすことをエキセントリックという。
ではそれぞれ個別の動作例を見ていきましょう。
①コンセントリック収縮
例 アームカールで肘を曲げる
筋肉の収縮の力で重りを持ち上げている。
筋肉の長さは縮み短くなる。
②エキセントリック収縮
例 アームカールで肘を伸ばす時
「筋肉の収縮の力」で重さに耐えながら、筋肉が伸ばさる。
筋肉の長さは伸ばされる。
③アイソメトリック収縮
例 空気椅子やプランクなど
筋肉の長さは一定で変わらないが、収縮による力が働いている。
アイソキネティック(等速性)収縮
先ほどの3つの収縮とは違いアイソキネティック(等速性)収縮という収縮様式もあります。
スピードが変化しない、一定の速度のもとで力を発揮し収縮することをアイソキネティックといいます。
人間は常に一定の速度で収縮する事は機械と違いほぼ不可能で、必ずエラーが起きます。
そのため常に一定の速度で動く機械やマシンを使用してアイソキネティックトレーニングを行ったします。
▼詳しくはこちらをご覧ください▼
アイソキネティックの利点と弱点 | 酒井医療株式会社 (sakaimed.co.jp)
まとめ
筋肉の収縮にはコンセントリック、エキセントリック、アイソメトリック、そして例外としてアイソトニックがあります。
力の強さの順番は①エキセントリック>②アイソメトリック>③コンセントリック
の順番で力が発揮します。
それぞれの収縮様式を意識して、力が出るエキセントリックはゆっくり下げたり、力が3つの収縮の中で1番弱いコンセントリックではコントロールできる重量や速さで素早く収縮してトレーニングしたりするように意識を変えながらトレーニングしてみると同じトレーニングでも違った刺激を与えられると思います。b
ではまた~ノシ
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